XXとしてる
2019年4月8日月曜日
空間参照系
ちょっとOpenLayersを触っていて、地図の単位でもある空間参照系というものに初めて触れたのでメモを残しておく ## 空間参照系の種類 ### EPSG:3857 WebにおいてはGoogleMapが初めて採用したEPSG:3857という空間参照系が広く使われている。 地図の画像データを全て正方形で表現できる利点があるため、コンピュータにとって都合がいいので地図アプリでは広く使われている。 ただし、欠点として高緯度付近は歪んでいるのだが、あまり問題にならないだろうという考えの下で生まれた空間参照系なのでそうゆうものである。 ### EPSG:4326 一方、EPSG:4326というアメリカ国防省が策定したものもあり、こちらはメルカトル図法とよく似ているので、地図といえばこちらを思い浮かべると思う。 EPSG:4326は別名WGS84(World Geodetic System 84)とも呼ばれている。 EPSG:4326は緯度経度の値がわかりやすいので、作業を行う際はこちらで行い、OpenLayersで表示するときは上のEPSG:3857を使用する形にするつもりである。 ## 空間参照系の変換 OpenLayersではEPSG:3857とEPSG:4326の間の変換しか対応していない。 空間参照系には用途に合わせてかなりの数の種類があるため、もしかしたらデフォルト機能だけでは満足できないかもしれない。 そのときは[proj4.js](http://proj4js.org/)というパッケージと[epsg.io](https://epsg.io/)というサイトを利用することで対応できるようになるそうだ。 [参考サイト](https://qiita.com/baikichiz/items/8205deb0bdbae48b0b17) ## GeoJSON 地図のある地点を表現するファイルフォーマットもいくつかあり、GeoJSONはJSON形式で表現されたものである。 [geojson.io](http://geojson.io)というサイトが位置情報を編集する上で手軽で、GeoJSON形式以外にも出力できるので便利である。 ちなみにgeojson.ioはEPSG:4326を採用しているので、EPSG:3857を使用するときはなんらかの変換が必要なので注意すること。 OpenLayersでGeoJSONを使うときはファイル内容をそのまま読み込むことが出来るが、座標系の変換や見た目の情報などは反映してくれないので自前でパーサーを作ってなんやこらする必要が出てくると思う。 ## 最後に 空間座標系多すぎ!!
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